英国喜劇リトレイス

俺の指摘に、恥ずかしそうにはにかむダイアナから、俺は包みを受けとると、三人で部屋を出た。
向かうは執務室。

「入るぜ!」

執務室には皆がいた。


「いい知らせだぜ!」

「お、俺のピアスな!」

言う前に取るなしエルヴィス!

「俺様のチョーカーもあるだろうな?」

「あるから待てって!」

全く気ばっかり早くて困るぜ。

「俺たちの新しい弟に、証としてのプレゼントだ!」

ダイアナからの包みを開けると、俺たちと同じようにガラスに埋まったクローバーの葉がついた、ペンダント。

俺たちのとあわせて、埋まる葉は一枚。
それを見るなり、ロシュは花が咲くように輝いた。


「うわぁ! もらっていいの?」

「「もちろん!」」