英国喜劇リトレイス


ジュダスの武器の柄が額の真ん中にクリティカルヒット。
ロシュが後ろに仰け反って尻餅をつく。

「ハッ! この俺様をここまで面倒事につき合わせておいて、指図出来るツラか!!」

「うわぁ…ジュダスが怒った」

ロシュ、そんな悠長に言ってる間はないぞ!

ジュダスはすぐにロシュの喉元に刃を向けた。

「最後のチャンスだ。何が目的だ」

「……」

ロシュは、唇を噛んでうつむいた。

「…寂しかったんだ。誰かと、遊びたかったんだ」

「……」

ジュダスは腕を組んで、仁王立ちで見下ろす。

「ホントだよ?」