前方でジュダスの名を叫ぶ声。 「そうだ。この俺様だ。 確かに今ここは4つに分裂し、全体ではいないと言う。 だが! ここが別たれる前からも俺様は王だった。 今も捨てたつもりは一切ない!」 思わず、笑いがこぼれた。 兄貴は真っ向から相手をしてくれるらしい。 「俺は王だ。それを脅かす者には容赦しない。 それが誰であろうともだ」 兵士たちがおぉう、合いの手をつけ、場が盛り上がっていく。 「歩みを止めるな。前を見ろ。 邪魔する者は凪ぎ払え!!」 ドォン…と、轟音が響いた。