そのおかげで、ようやく騒ぎは収まった。 俺は、もう一度背筋を伸ばして口を開いた。 「本当は兄貴はこんなことする奴じゃないんだ。仲間によると、兄貴のバックには何かがいるらしい!」 「だからって俺たちが犠牲にならなくちゃいけない理由じゃないだろ」 「それでも、兄貴を助けたい」 「それで実は何もなくて正気だったらどうするんだ!」 「わがままで取られたなんて御免だ!」 「家族だっているんだぞ!」 ……ブチリ あーあー、もう…こいつら… 「ちょっとは黙って話を聞けないのかよてめえら」