「て、ことは…」 「ジュダスの弟か!」 「てめえ! 何しに来た!」 「帰ります」 「つかお前が帰れ!」 あれ? 何この大ブーイング。 ここはひれ伏すパターンじゃないのかよ!! しかも本当に何人か帰り始めてる!! 「待って待って! 話聞いて。まだ序論、本論これからだから!」 なんとか留まった人に、安堵の息。 事態を見かねて、イアンが前に出る。 「彼がジュダス様と兄弟だからって、勘違いしないで欲しい! 俺たちの目的は別なんだ!」