けど、何か無性にイライラする! 「本当にそれでいいのかよ。その前まではこの島の王に従ってたあんたらが、コロッと主君を変えていいのか? それまでここで暮らしてきたアイルランドとしての誇りは踏みにじられたままでいいのかよ?」 「………」 「忘れんなよ! 誇りを! 何よりもなくしたらダメだろう!?」 辺りは、水を打ったようにしんとしていた。 「……それはいいけど、俺たちの土地はもうジュダスのもんなんだよ」