指定されたテントは、レイモンドたちのところで使っていた二人用の小さいものと違って、何人も入れそうな大きいもの。 (うわ、きったねぇ) (お前のところが清潔にしてあるんだよ!) 誰がってもちろんイアンが。 いつもありがとうさん、相棒。 入り口くぐって中に入ると、ムッとした汗臭さが鼻を突いた。 中には、六人の男がくつろいでいた。 「よう。この二人、新入りだ。お前ら面倒見てやれ」 顔だけ中に入れてそう告げると、バッカスは戻って行った。