「そういうことですか。私はキャヴェンド軍司令だ。見知りおきを」 なんだよ。 兵士に志願てわかったとたんに敬語なしかよ。 あからさまに顔に出たのか、イアンが俺の脇を小突いた。 だって、と横目を見れば (軍じゃそれが当たり前だ。上下関係なんだよ、この世界は) ……面倒くせえの。 俺がブスッとしていると、今度は二人目が進み出た。 「参謀のバッカスだ。新人、ついてきな」 こいつもこいつで感じ悪りい……