よし、この調子で色々と―― 「あ、あの!」 「どうしましたか?」 聞き返されるとダイアナはビクッと肩を竦めた。 「い医者の、立場から申し上げ、ますと、レイモンド様も、ディゼル様も、き休養が必要なんです。かかかなり、む無茶な戦いをなさったとか」 そういえば、レイモンドなんか眼鏡壊されて…今も視界は悪いはず。 「で、ですから、質問はまたの機会になさって、下さい!」 そう言われたら従うしかない。 レイモンドは置いて、俺は先に自分のテントに戻ることにした。