俺ではない、誰かの、それもやけに揃った声。 ――その手があったか って、おおぃ!! 「お前らなに口を揃えて言ってやがる!!」 「そういえば僕たちは、兄さんの手を潰そうとしてたんでしたね」 「今無理に議会派と戦う理由ないな」 と、兄貴二人。 それに続いて幹部たちも口を揃えて言い出した。 「ですな。ロンドンで徴兵出来ないのは痛いですが、まだ集まりますし」 「……あの」 「船もロンドンがダメならレイモンド様直轄のウェールズから行ければ問題ありませんな」 「……すみません」