英国喜劇リトレイス


俺の体から白いオーラが浮かび、それぞれの動きが詳しく見える。

ってあれ、こんな効果あったか?

大剣を持って、身を低くして構える。

「行くぜ!」

地を蹴ると、一瞬で相手の懐に入り、下からアッパーをかました。

「がはっ!」

強烈な一撃が決まり、一人倒れる。

一瞬のこと過ぎて何が起きたか分からない敵兵はどよめく。

混乱収まらぬその集団の中心に向かって俺は飛び込み、剣で一人を弾き飛ばした。

「なっ! 貴様いつの間に!?」

どよめきは更にどよめきを呼び、兵士は固まる。

「三人vsモブ大勢って卑怯じゃん?」