そこには昔と変わらずに輝くクローバー。 何だろう そのガラスと緑のコントラストは、酷く乱れていた俺を一気に落ち着けた。 「……サンキュ、兄貴」 「わかればいいんですよ」 レイモンドは馬から降りた。 敵はすぐまで迫っている。 「甘えはもう終わりです。行きますよ!」 「おう!」 味方の壁を抜けて来る奴がいる。 覚悟しろよ 「ここから先の土は踏ませない!!」