「そういう……暑苦しいのが嫌だって言ってんだけどな」 「まぁ、御託はいいです。とにかく、エルヴィス兄さんを倒せばいいんですよね」 堅苦しい顔して、戦闘は好きなレイモンド。 ちゃっかりもう長剣を準備している。 俺はもちろん重い剣を持ち直している。 そんな俺たちを見てエルヴィスは大きくため息をついた。 「全く…厄介な弟だよな」 そして、左腰に手を伸ばし――二丁目の白い銃を取り出す。 「さあ――舞踏会の続きと行こうぜ。お子さま共な!!」