「付き合ってください。」
昼過ぎのころ私はいつもどうりに木下で
たった一人でお昼を食べていた。

私は入学してからも友達を作ろうとしたけど
一度も友達を作ったことがなかった
むしろ作ろうとも本気で思わなかった

ただひたすらに時間は過ぎ
いつの間にか私は高校2年生になっていた

ただ一人誰にも声をかけずかけられずの毎日しか
私は送ったことのないただの凡人な高校生なのに

今日、午後12時37分たった今告白された。
いきなり意味の分からない状態になっていてきっと
彼も私の顔もおかしくなっているだろう。
いや少なくとも私だけ、いや二人しかいないのだから・・・

「あの・・・すみません」
「あっ何ですか?」
私はなんという答え方をしているのだ
もっと違う答え方は無いのか?
相手がせっかくの想いで「告白」を・・・
って告白されたらなんという答えを言い返せばっ
と、とにかく聞き直してみよう・・・

「あの・・・いきなり告白されても困るんですけど
 何のようですか?」

あぁんもうっ私は馬鹿かっ馬鹿なのかっ!
どうして自分で言っていることが分からないのだっ
だから告白をしているというのにっ

「フフッ」