「 えっと…
お土産…お土産ですか?
うーんと…
モノじゃなく…
モノじゃないけど…
ワガママ言ってもいいですか? 」


青葉さんは、
ニコって微笑んでくれて


「 ボクにできることならね…
言ってみて! 」


私は深呼吸をしてから


「 メッ…
メール…
メールが欲しいです。
一通でいいんですけど…。 」


青葉さんはクスクス笑いながら
私の顔をまっすぐにみつめて


「 メール?
そんなんでいいの?
ほのかちゃん!毎晩しちゃうよ。 」



月曜日から三日間。
青葉さんに会えないのは五日間。

会えないってだけで
泣いてしまいそうになるけど…


メールが届く!


青葉さんと繋がるってことは嬉しい。
嬉しすぎる!

聖菜先輩に小言を言われても、
しばらくは笑っていられそうです。