「 かおりちゃん、
昨日嬉しすぎて食べすぎたみたい…
気持ち悪くって…
胃薬あるかな? 」


「 自分の結婚式に
よくそんなに食べれたわね?
聞いたことないわよ。 」


胃薬をバッグから取り出しながら…


「 うん…?
ほのか…
それって…
もしかしてさぁ…
もしかして!! 」


「 えー!
だって…
純平さんが事故するまえに一度だけ…。 」


私はあわてて口をふさいだ。

そう言えばバタバタしていて、
きてないことも忘れていたよ。
ひぇぇぇ。


「 いやぁ、
ほのかったら!
初めてでだよね?
純平さんって、スゴっ! 」


「 かっ、かおりちゃん!! 」


この会話を
パパたちに聞かれてるなんて知らずに
二人ではしゃいでいた。


今日かおりちゃんと病院に行ってみよう。


みんなを驚かせよう。
きゃは。





恋風
〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?


読んでいただいた皆さまにも、
幸せなこと
いっぱいいっぱいありますように…。






2012/06/27
end