「 純平さんは、
私とかくれんぼをしていたのかな?
一人で…
こんなに遠くまで…
かくれに来てさぁ。 」


ボクが
一人で決めちゃったことを

やっぱり笑っていてくれる。

もっと責められるかと思ったのに…。



「 もう
かくれんぼしないって
約束してくれる? 」


ボクは大きく頷いた。


「 ねぇ…
純平さん?



かくれんぼしないなら、


私と


結婚してください。 」