倫子とわかれて
純平さんにメールしたけどメールは返ってこない。

電話してもコールはしても留守電につながる…

うーん、
メッセージを残し
ベッドに転がる。

うーん、
どうしたんだろう…。

こんなに返事がこないなんて初めてで
さっき見たときの
何か寂しそうな顔が…
どうしても消えない。



もう0時を過ぎていた。

返事がこないんだもん、
眠れるわけがない。

純平さんに何かあったとしか思えない。
ずっと携帯を握りしめた。


純平さんと連絡がとれなくなって二日目。


私は純平さんのマンションへ来てみた。

大好きな青い車はちゃんといる…。

でもポストには
二日分の新聞。

やっぱり帰ってきてないんだぁ…。



私、
純平さんのこと知らないんだなぁ…。
誰に聞いたらいいか…
わからないんだもん。


純平さんのドアの前に
座り込んでしまった。

どれくらい座っていたのか、
体が冷たくなってきた。


こちらに歩いてくる足音がする。

この歩き方は
純平さんじゃない…けど。