「莉沙ー」
大声であたしを
呼んでいるのは同小の

浅井 萌。髪の毛を茶色に
染めあたしの次に荒れている。





「萌ー!」
萌はあたしの方に寄ってきた。

「莉沙あ萌、イッチャッた」
「はあ?」
「健人とヤったんだあ」
「まぢ?いいなあ」
なんて中学生とは思えない
ような会話をあたし達はする。