「俺の身内になってくれれば、俺は助かるんだ」

「なるほどね」

「俺には、まだやりたいことがある、夢がある」

「…うん」

「信じてくれる?」

ぶっちゃけ、非現実的なこと。

でも、大和の瞳が本当だと言っている。


「信じるよ」

「本当?」

「私が顔から血止まんないのに、痛くないって言ったときに大和信じてくれたじゃん?だから、私も信じるよ」

「…ありがとう」