正直に好きだと言えなくて…






「今度、明美の好きな水族館いこ♪」


「いいの!?」


「あぁ!でも遅刻すんなよ?」


「しないよぉ…馬鹿!!」




そんな約束をしたのは
中学3年生の時


私たちは同じ高校に推薦で受け
見事に3人とも合格した

そのお祝いってことで
寛人とデートすることになった




「それで明日デートなの♪」


『俺も行きたいな…』


「京ちゃんも来る?」


『寛人に怒られる(笑』



デート前日の夜は京ちゃんと
ずっと電話をしてた


そして、これが
最悪の引き金になってしまったことは


その時の私は知らなかった―――