シャボン玉の遠足

「・・・・」


ここは?


えっと・・・わたし雅人さんとセックスしたんだっけ


時計を見ると、真夜中だった


ヤッバイ~朝帰りになっちゃうよ


隣に寝ている雅人の横顔を見つめながら


わたしは、そぉっ~と洋服を拾い集めていく

あれあれ?ブラジャーがないんだけどな・・・


「・・・ん?」


突然、手首を捕まれてまたベッドに引き戻されてしまう


「何、勝手に帰ろうとしてんの?」


「ち、違うよ。下着を探してただけ」


彼の強い力に、妙にドキンと胸が痛む


「なんだ・・・もう少しだけイチャイチャしてようよ~」


雅人さんが甘えた声を出してきて、上目遣いでわたしを見つめてくる


弱いんだな~、この顔!困った顔をしつつ、わたしは嬉しくなって


また、ベッドの中に入りこんだ