シャボン玉の遠足

「チュ、チュ・・・」


わざと可愛く音をたてながら彼がキスをしてきた


「ンフフ・・・アハハ・・」

くすぐったくて・・・つい笑ってしまう




「じゃあ、今度は濃厚に・・・・」


次第に激しくなっていく彼にいつの間にか


わたしはリラックスして完全に彼を受け入れていた


「全部・・・全部触ってもいい?」


彼の問いかけに


「ア・・・ウン」


味わったことのない感覚に襲われながら


そう返事するのが


やっとだった


彼の優しい感触が


身体全身に感じられ


足首をキュッと握られ、ゆっくり開かれていく


わたしは目を閉じて彼と一つになっていくことに喜びを感じていた