シャボン玉の遠足

海辺のお店を出た後


わたし達は近くのHOTELに入った


「・・・・大丈夫?」

全裸になってシーツに丸まっているわたしに彼が呟いた



「・・・うん。大丈夫」



本当は・・・・緊張で身体が震えていた


やっぱり


ヤメヨウカナ・・


何か恐くなってきたし


「エリ・・俺、途中でやめるなんて無理だから!前もって、言っとく。」



まるで、心の中を読まれたかのようだった



わたしは逃げ出したい気持ちと裏腹に


じぃっと、彼が洋服を脱ぐのを見ていた



さっき雅人さんからそうされていたことを


同じように繰り返した