森永と初めて会った日のことは絶対に忘れない
夜7時頃、天神駅で会う約束をわたし達はした
きっと、わたしは頭のどこかで森永の存在を信じてなかった
彼はネットの世界の人待っていてもどうせ会うことはないと。
でもわたしは待ち合わせ場所にいった。
そしたら本当に青いシャツにジーンズの長身の男性がわたしに向かって走ってきたのだ
彼は想像以上にカッコ良くて・・・わたしは夢を見ているようだった
それに
会った瞬間に
彼がわたしに言ってくれた言葉
「君はひとりぼっちじゃないよ。」
わたしは、ただ胸が苦しくなって涙が溢れて溢れて止まらなかったんだ
嬉しかった
やっと運命の人に巡り会えたと思うほどだった・・・・・誰かにずっと、そう言ってもらいたかったから
でもソレが
悪夢の始まりだったんだ

