関は、両手を腰において、説教しだした。



「お前らは、こんな爽やかな朝に、そんなことしか考えられないのか!まったく!」



どうでもよくなった俺は、テキトーに受け答える。



「はい、先生。そんなことしか考えられません。」



「おバカ!梅、お前はどうしようもない奴だな。」



「そんなことありません。ただ、純粋なだけです!」竹は、俺を意味もなく弁護する。



「どうでもいいが・・・今は、合唱大会にその力を使えよ!!特典は、大きいぞ。」



「ウィース。」



俺たちは、返事だけ力を入れて返した。