真下は、チッと舌打ちした。



「何で、お前に頑張ろうって言われなきゃいけないんだよ。1番頑張らなきゃ・・・・」


俺たちは、真下の背中を軽くさわった。最後まで、言わせる気はない。



竹のさわった右手を見ると、グーになっている。俺の左手を見ると、同じくグーになっていた。



あれっ?軽く触れた だけなのに、真下は、うずくまった。



そのまま、竹が廊下に引きずりだした。保健室に連れていってあげるのだろう、きっと。



「さてと・・・・」桃は、どうしたらいいのか考えているようだ。



「じゃあさ、とりあえずパート決めしよっか。」山田町子がいった。