絶対裏校則

涼子が出て行った後、悔しさとこれから何が起こるか分からない恐怖心で、暫くその場から動けないでいた。

しかし、一週間何も口にしていなかった俺は、地面に散らばったドッグフードの様な物を鷲掴(わしづか)みして、口に頬張った。

「ヴッ…ゲホッゲホッ…」

正直、不味くてとても食べられる物ではなかった。
だが、生きる為には食べるしかない。
いっそのこと食べずに死を選ぼうか…
そう思ったが、このまま死んでしまえばもう二度と慶に逢えなくなる。
そう考えると、やっぱり我慢してでも食べるしかなかった。

「ゲホッ…ゲホッ…ごくんっ…絶対に生きてこっから脱出してやる…!」

意を決しながら俺は、咽せりながらもご飯を口に運んだ。