「じゃぁ、いいよぉ♪」

「やったぁ!!」

その辺を走り回る私。

やりましたっ!!
やりましたよっ!!中原若菜!!十六歳っ!!

「絶対次は勝つ!!」

「絶対無理だと思うけどねぇ♪」

見下してやがる。こいつ・・・。

私に笑いかける日向。
いや、見下しつつ笑いかけてるって言った方が正しいきがする。

「舐めんなっ!!絶対ぜーたい勝つもんね!!そんな口一生叩けないようにしてやるっ!!」

「フフッ♪楽しみだなぁ♪」

私を見下せるのも今内よっ!!
今にみてなさいっ!!




~5分後〜


「・・・っ!!」

「ほらねぇ♪」

ボッボロ負け・・・。

「嘘だっ!!」

私はテレビ画面に叫んだ。

「本当で〜す♪」

勝ち誇った顔でやっぱり私を見下す日向。