いつの間にか暴れるのを止めていた私。

「ねぇ、若菜チャン。若菜チャンも僕のこと大好きだよねぇ?」

「もちろんっす!!」

即答。
自分でも気持ちいいと思えるくらい早く答えた。

日向可愛すぎるもん!!
大好きっす!!

「だよねぇ♪」

「っ!!」

悪魔スマイルっ!!

こいつまさか・・・・

「やっぱり若菜は可愛い僕に弱いねぇ♪」

勝ち誇った顔で私を見下ろす日向。

きぃー!!
悔しいっ!!

私は日向を思いっきり睨む。

「離しなさいっ!!」

「えー。」

また暴れだした私。


昼休み。
私たちはずっとここにいた。