「後で事情はたっぷり聞かせてもらうわよ?」
そう言い残して愛は日向の方へ歩いて行った。
さぁ、今のうちに逃げようっ!!
ダッ
私はとりあえず走った。
はぁーはぁーっ
「こっここまで来たら大丈夫っしょ・・・・。」
走りまくったせいで息がはんぱなく荒い。
私は呼吸を整えるために膝に手をつく。
「はぁはぁ、きつっ。」
見上げれば最強にいい天気の空。
快晴ですなぁ。
雲一つない綺麗な空。
ここは屋上。
私の大好きスポットの一つだったりする。
ガチャッ
ドアが開く音がした。
多分愛が私のことを迎えに来てくれたんだろう。
私は愛の方を見ず話し出す。
だって恐いんだもん・・・。
「何かごめんねー。いろいろと・・・。何から説明しよーか?」
「・・・。」
無視ですか・・・。
「愛〜そんな怒んないで・・・・っ」
嘘だろ・・・。
愛に謝罪しようと思って振り返ったはいいが目の前にいる人物は私が予想していた人物とは違う人物だった。



