ひっひどいっ!!
戦いはヒートアップしていく。
制服を思いっきり引っ張っり合っている私たち。
「愛っ!!離してっ!!せっ制服がっ!!」
「アンタが離せば良いでしょ?」
愛のバカッ!!
自分を隠すという目的をすっかり忘れてしまっていた私は、ただ制服の取り合いに夢中になっていた。
「あっ若菜チャンみ〜けっ♪」
「っ!!?」
ヤバい!!
今、絡まれたら死ぬっ!!
日向ファンによって確実に殺されるっ!!
沢山の女子の間をかき分けてくる日向。
私を見つけてご機嫌MAX らしい。
いつにもまして可愛い天使スマイルを浮かべている。
ギャー!!
来ないで!!
「朝霧日向?何でアンタの名前知ってるの?てか、知り合い?」
不思議そうに私を見てくる愛。
「詳しいことは後でっ!今はごめんけど日向の足止めしてくれない?」
私はそう言って逃げる準備を始める。
「・・・。わかった。」
私のただならぬ空気にきずいてくれたのだろう。
少しふにおちない顔をしているが私のお願いを聞いてくれるみたいだ。



