そう言いながら日向は私から降りてくれた。
てか、何で軽く上から目線なのよ!!

「・・・・。」

日向がいなくなったので起き上がる私。

「ふぁ〜。」

朝は苦手だ。

大きなあくびをしながら体を伸ばす。
そんな私を黙って見つめる日向。

「なぁに?」

よだれでも付いてるのかな?

とりあえず自分の顔を触ってみる。

どこに付いてるのかなぁ?

「フフッ♪何でもないよ?」

意地悪に笑ってる日向。

何でもないわけないでしょ!!

「勿体振らないでどこによだれが付いているか言いなさいっ!!」

「え?」

なっ何よ・・・。
その顔。

日向は一瞬フリーズして口を開く。