信じられないっ!!
もう知んないもんね!!

だけどそれは聞こえてせしまう。

グスッ

朝霧日向が泣いてる声。

「・・・・。」

なんかだんだん悪いなぁって思ってきた私。

チラッ

私は朝霧日向を見てみる。

「・・・・っ。」

「・・・。もうっ!!」

朝霧日向の方へ勢い良く向き一言。

「もう泣かないで?」

ニヤリ

「僕を許してくれる?」

「え?」

「僕の両親は実話海外に仕事に行ったんじゃないんだ。お父さんとお母さんは昔から仲が悪くって・・・・。二人は先日離婚したんだ。」

朝霧日向は下を向いたまま話を続ける。

「二人とも僕を引き取ってくれなかった。」

「っ!!」

「僕は愛情を知らないんだ。だから年が近い若菜チャンと暮らせるようになってお姉チャンが出来たみたいで嬉しかった。」