やべぇ…。あーちゃんへのプレゼント決まらねぇ…。どれもあーちゃんに似合うと思うんだよなぁ…。ジュエリーショップで一人悩んでいた。

「南、なにやってんだ?」
「冬真…。あーちゃんへのクリスマスプレゼント決まらなくってよぉ…。」
「ふーん。俺は決まったぞ。」
「まじかっ!何にした!?」
「指輪。」

冬真は指輪か………。
さらりと言いやがったよこいつ…。かっけーなぁ…。

「どれで迷ってんだ?俺も手伝うよ。」
「まじっ!?サンキュー!!」
「はいはい。で?どれがいいんだよ。」
「この二つで迷ってんだよ。」
「綾ならこっちだな。あいつっぽい。」
「なるほどづ!じゃあ俺買ってくる!」
「おう。」

冬真のお陰で決まったぁ!あーちゃん喜んでくれるかなぁ。つけてくれるかなぁ。やべぇ、クリスマスが待ち遠しい(。-∀-)

「二ヤけんな気持ちわりぃ」
「うおっ!!俺にやけてたかっ!!つーか気持ち悪いってひどくね!?」
「うるせーばーか。」

冬真冷たい……。苺には優しいのに……。差別だよ…。

「んじゃ、俺帰るから。」
「おぅ、ありがとな。」

end