もう、いいや。 別に堀内君が入学式に出ようが出まいが私には関係ないし。 そう思い引き返そうとしたら、ギシッと音がした。 「ん?何の音?」 耳をすますと、話し声も聞こえてきた。 "ん……あ、…んあっ" 「……誰かいる?」 女の人の声? ベッドの方だ。