そして夕方・・・・・


「はぁ・・・なにもいい情報は集まらなかったな・・・」


「そうだね・・・」


「しかも俺たち頭おかしい奴らと思われてるぞ・・・」


「うん・・・」


「これからどうする?」


「・・・」


「タイムスリップしてきた人いないかなぁ」


と一緒に帰りながら話していると


道端にひとり


ポツンと座っている


少年を見つけた


「おい、あれ・・・」


「行ってみる?」


ふたりでその少年に話しかけた


「こんなところでなにしてんの?」


「・・・」


「ねぇってば!」


「・・・」


「聞こえてんの?」


「・・・」


その少年は黙ったまま全然


会話をしてくれない


「ねぇ!家はどこ?」


「・・・未来」


「・・・!?」