「わかった」


と言いつつ心の中では


くそ面倒くさいことになったな


と思っていた


そして翌日・・・・・


「おはよ!」


「おは・・・」


僕が返事をする間も与えないくらいのスピードで


「聞き込み行くぞ!」


と祐矢はとても張り切って


親友探しに向かった


僕はあとから付いていくだけだった


「ここらへんでタイムスリップしてきたとかいうひと知らない?」


祐矢が同級生に聞くと


「なんだお前!転校そうそう頭おかしくなったンか?」


とからかわれた


そうやってひとりに聞いていったが


なにもいい情報は手に入らなかった


昼休みにも他学年に


聞き込みをしに行ったが


結局からかわれるだけで


何の進歩もなかった


こうして無駄な1日がすぎていった