すき好きスキ


身長がちっちゃい私に対し
彼は15センチくらい高く
当然いつも見おろされていた。
でも私は、その感じがすきだった。

授業の度に色々な話をして
意気投合し
どんどん彼を好きになった。


学校、通学中、家にいる時
いつでも彼のことを考えていた。

明日会ったら何を話そう
何を聞こう。
どんな服を着よう
どんな髪型にしよう


毎日毎日、彼を想い
小さなことで喜んだり悲しんだり


私の心は彼一色だった。