まだ少しイラついてるみたいで少し強引にゆいを引き寄せた。 「今、なんて……???」 「さぁな。もう言わね」 唯を強く胸に押し付けた。 コイツも風呂あがりじゃん。 シャンプーのいい匂いがする。 「ありがとな」 「うん」 それから当然の流れでキスをした。 甘い甘い溶けるようなキスを。 「用も済んだし帰ろうかな」 「は?これだけで終わるわけないだろ」 何言っちゃってんの。 俺がそんな優しい男なわけない。 ここベッドの上だし。 ヤるしかないっしょ。