「悠司、泊まらせないからな」
「…分かってるよ」
おい、今の間はなんだよ。
ぜってー泊まらせねー。
はぁ……
こいつ普通に唯の飯食ってるし。
それ食っていいの俺だけなんだけど!!
とも言えず3人で仲良く?食べた。
「ごちそうさま!!唯ちゃんうまかった。まじ天才!!」
「当たり前だろうが。俺の彼女なんだから」
「唯ちゃんにベタ惚れだな」
全く……
何年一緒にいると思ってんだよ。
って知らねーか。
でもこいつに唯の前でデレデレしてる姿を見られたのは一生の不覚だ。
悠司以外は絶対に家に連れて来ないと誓った一日でもあった。

