「今日、なんで休んだの?」

ちー君はその質問に
答えなかった

「今日、楽しかった?」
「はい?」
「1日、楽しかった?」

あたしを見る事はせず
ただ遠くを見つめている

「…えと、楽しかったよ」
「そっかあ」

ふぅーと息を吐いてから
「よかったね」
今度はあたしの目を見て
少し笑いながら言った

けど、ちー君の目は
少しも笑ってなかった