校内恋愛~三人の友情~



聖夜side



それからウチたちはそれぞれで遊んだあと…


ウチは葵にメールを送った。

「今どこだー!そろそろ合流しよー」


するとすぐに葵から返信がきた


「先に帰りますよ~♪あとは2人でよろしくやって(笑)」


そうメールが着てウチは思わず…


聖「えっ!!マジ?」
三浦「ん?どした?」
聖「先に帰るって葵たち」
三浦「はっ!マジ?」
聖「マジかぁ…葵たちとも遊びたかったなぁ…」
三浦「なに?俺だけじゃ不満かよ」
聖「えっ?そんなこと…ない…」
三浦「俺は結構楽しいけどな?お前と色んなアトラクションに乗れたし…それに…」


三浦は急に黙ってしまった。


聖「それに…なに?」
三浦「…ん?あぁ…いや、別に?」
聖「なによ!気になる!言え!」
三浦「後で言うから、とりあえずあれ乗ろうや」

三浦はそう言うと、1つの方向を指さした。


聖「観覧車?」
三浦「おぅ。ダメか?」
聖「別に?いいけど?」
三浦「じゃあ行こう」


三浦はウチの手を握って観覧車の方向に歩きだした。