【完】マイペース彼女






翌日……俺は、熱をだした。

まぁ、理由は、律果を1日看病したからだろうな。

「じゃあ、優太。お昼レンジで温めてね」

「ん。ゴホッ」

「……律果ちゃん、呼ばなくて大丈夫? 今日、土曜日なんだし」

「いいよ。大丈夫」

「そう? じゃあ、ゆっくりしてなさいね」

「いってらっしゃい」


はーついてねぇ……。

親父仕事だし、お袋は友達と遊びに行くとかさ。


俺は自分の部屋に入り、ベッドへと倒れる。


ケータイの電源をつければ、何十件もの川崎からの着信歴。


「やっぱ、ないよなぁー……」


律果からの着信なんて。


知らせてないし。





俺はケータイを閉じて、目を閉じた。