目を覚ませば、俺の腕を枕にして眠っている律果の姿。

……あぁ、そっか。

こいつと寝たんだっけ。


……熱、移ってねーかなぁ。


そんなことを心配しながらも、眠る律果の顔を見ながら髪を撫でたり遊んでいた。


「ん……」

「ぁ、起きた?」

「んー……優……?」

「もう、五時だけど、どうする?」

「……あと五分」

「こらこらこら!!」


お前は小学生か!!