はぁ……
俺は、男に見られてねーのか……。
心の中で、ため息をついて俺の側で心配そうな顔をしている律果を見る。
ぁー……やばい。
俺、我慢できっかな……。
『あいつに欲情する奴がいたら、是非会わせてくれ』
俺の友達の一人が、そんなこと言ってたっけ。
……ここにいるっつの。
どうしようもないくらい、欲情してるよ。
「優、なにか欲しいものとかある?」
「ぁー……」
“律果が欲しい”
って……言ったら、この部屋から出て行っちまうんだろうなぁ……。
「いや、大丈夫。サンキュ」
俺はそう笑って答えた。
メニュー