俺は、その日の授業はほとんど集中できないで終わった。
昼休みになり、ケータイを開く。
予想通り、律果からメールがきている。
【ちゃんと寝たよ!
だから、ご褒美ちょうだい
律果】
ご褒美って……お前は、小学生か。
律果からのメールに、俺は苦笑い。
【了解。
しっかり、寝て待ってろよ
優太】
俺はそうメールを送って、ケータイをしまう。
だけど、すぐに返信が来て、ブーブーとバイブ音が耳に届く。
【うん、待ってる。
優に会いたいー。寂しいー。
律果】
いつもは、こんな素直じゃねーのに……。
よほど、寂しいんだろうな。
俺は律果からのメールが、嬉しくて、思わずにやけた。

