「お気遣い嬉しいんだけど、俺がコイツと行きたいから」
そう言って、その子がもっていたメモをとり、律果の手を引いた。
えーっと?
画用紙とペンと……近くのスーパーで揃うな。
ん?
「……なぁに、不機嫌な顔してんだよ律果」
「べっつにぃ」
「ここは、機嫌良くなるんじゃねぇの?」
「……別に」
「ちゃんと断ったじゃん」
「そこじゃないっ!!」
「じゃあ、なんだよ」
「……わかってるくせに」
そりゃな。
どーせ、会話に入ってこなくてよかった、だろ??
入らないわけにはいかねーだろうが。
彼女が、忙しそうにしてるの見て、手伝ってやりたいって思うのが、彼氏なんだっつの。

