「ちょっ、止めないでよっ!」 「いや、ってか、なんで顔隠してんの?」 「は、恥ずかしいからに決まってんじゃん!!」 恥ずかしい、から……。 よく見ると、耳まで真っ赤になっている西川の顔。 「は、早く……っ」 「ぁ、うん……」 なんだあれ…… 可愛すぎでしょ。 「西川ー」 「な、なに?」 「そろそろ、家つくと思うんだけど」 公園を通り、コンビニ近くまできた。 「ぁ、そこ右」 「ぉ」 右に曲がると『西川』と書いてある家。 一軒家だったのか……。