「……ねぇ、チョコあげる」 「チョコ?」 「うん」 西川は鞄の中から、ブロックチョコをだして俺の手のひらに乗せた。 「サンキュ」 「どういたしまして!」 俺は、チョコを口の中に入れた。 「ん、うめ」 「このチョコ、あたし好きなんだ〜」 「ふぅん」 ニコニコしながら話す西川は、少し何かを隠してるように見えた。 まぁ……考えなくても、わかるけどな。 さっきの告白のこと……ここのベンチで座りながら考えてたんだと思う。